マフィンと猫と開店日和

マフィン屋店主の日々と周辺の記録

ノルウェイの森へのウェイ

気がつけばいつも振り返りばかりですが

お元気ですかーー??

こちらは無事に氷濤まつりが終わり、のんべんだらりと過ごしています。

まつりも今も、なんだかとっても暇です!

暇になるとダメ人間になるようで、今年の春は体も頭も調子悪いなぁーと思っていましたが

ただ単に働き足りないだけでした。

そんなわけで、仕事ください!!!

 

そんな暇な冬時間に何をしていたか…

映画三昧でした

観たものの中にノルウェイの森があって、ノルウェイの森と言えば…ほわわわーん

昔々20代の頃、南の国へ行ったとき成田空港の本屋にて

フライトや現地で暇な時に読む本を物色していて、そう言えばかの有名な村上春樹作品を読んだことが無い、村上春樹と言えばノルウェイの森

と思い立ち購入。

現地までは寝たので読まず、島から島への移動に飛行機を使うのでローカルな空港へ。

日本人いない…スタバに寄ると、日本で言うショートサイズは向こうではトールサイズであった。

知らずにトールサイズだと思って頼んだらグランデで出てきて、搭乗までそんなに時間も無くがぶ飲みするはめに。

しかし今度は待てども搭乗案内が無い。

さすがに不安になりカウンターの人にチケットを見せると、ものすごいオーバーリアクションで そいつ今離陸すっぞ!走れーー!! とジェスチャーされ、コーヒーたぽたぽなお腹で激走。

席に着いたら即離陸だったので危なかったです。←でもチケットの時刻より早かった。

安堵とともに、さあここで読むぞ!と取り出したノルウェイの森

数ページ読み、全くついていけない。これがかの有名な村上春樹ワールドか。

読めば読むほど、知らない人物が初めてではないように登場してくる。

何かがおかしい… ふとブックカバーを外してみると、そこには 「ノルウェイの森 下」と書かれてあった。

わたしは静かに本を閉じ、窓から見えるコバルトブルーの海を何も無かったかのように眺めていました。

いつか上巻を買えばいいさと思いながら月日は流れ、何度目かの引っ越しで手放し、相変わらず村上春樹ワールドを知らないまま

2021年冬、やっぱりどんな話か知りたい!と映画を借りた。

 

見終わって、なんだかよくわかんないなぁと主人に話したら、

うーん、この世界観は原作の方がいいよ。

…うん?原作??

なんと主人は原作を読んでいて、しかも持っていることが判明。

ノルウェイの森上下巻は、こんなに近くにありました!!

遠く長かったウェイが、実はすぐ隣のウェイ。

マフィン屋というウェイ。

カヌーガイドというウェイ。

いろんなウェイが交差する世界。

そうだ、ウェイを持とう!

終わり。

 

↑どんな終わりやねーん!!