マフィンと猫と開店日和

マフィン屋店主の日々と周辺の記録

2023/3/22の雑記

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納品するマフィンを焼いていた朝、穏やかな湖面にこれはもしかする…!と後ろ髪引かれつつ納品先の札幌へ出発。

WBCの決勝戦が始まる時間。

午前中はお客さん来ないかもね、と話しながらわたし達もネットで速報をチェックしていた。

真駒内のあしたやさんに到着。毎月のセール初日が納品日なので、開店前にお客さんが並ぶことが多いのにこの日はしんとしていた。

やはりみんな野球だ。なんならあしたや社長だって野球観戦休暇だった。

いつもセールのチラシ折り込みをするのに今月しなかったから、と店長が言っていた。もしや決勝を見越していたのか…

いつもレジに並んでいたので、こんなにスムーズに買い物したセール初日は初めて。貴重な体験をした。

外に出ると暖かくて、もう夏だねーなんて冗談言っていたら温度計が19度で二度見する。

まだ3月よ…

いつもと違うことばかりで今日はなんだか不思議!と言うと、わたしが元気すぎて怖いと夫。

夜中から作業しているので帰りはいつも爆睡なわたし。それなのに目がらんらんとしていて怖いらしい。確かにまったく眠くない。

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支笏湖が見えてきたら、なんと鏡っぽい。

今年初!わくわくしながら先を急ぐ。

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鏡面支笏湖

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みんなテレビに釘付けだろう日に現れるの、最高に支笏湖だった。

カヌーの準備をして湖畔へ。

珍しくツアーも1組だけで、観光船が動いていない今は湖を独占出来る。波もたたない。

橋から湖に漕ぎ出すカヌーを眺めた。

綺麗だなと思った。

安達茉莉子ちゃんの「言葉のない祈り」を読んだからか、カヌーを漕ぐというのも言葉のない祈りだなと思った。

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久しぶりのカヌーはなんとも言えない体験だった。

満たし流れ洗われるような。

パドルを沈めると水が軽くなっていた。

 

風が出る。

鏡は消えた。

家に戻ると睡魔に襲われた。