マフィンと猫と開店日和

マフィン屋店主の日々と周辺の記録

ボランティア考

台風と地震がセットかのように、落ち着いていた余震が活発なここ最近。

空と地は影響しあっているのかな。

 

地震後、数日は営業せずにいて

多くの時間をこれからどう動くか考えることに費やしました。

震源地までここから車で1時間ほど。

ボランティア経験はないけれど、通える距離にあるなら何か出来るかもしれない。何かしたい。

そう考えている間に、色んな人が色んな支援に動いていて

なぜか焦る自分がいました。自分も何かしないと!みたいな。

地震後、開店休業状態だったせいもあり、今なら時間があるという意識もあったのだろうと思います。

でも、雇われではなく自営の今となっては働かなければ生きていけないわけで

働かなければまっとうな生産者さんにもお金が回らないわけで

人を助けたいと言いながら、誰かに負担をかけて結果自分も困るという

一番引いてはいけないカードのような気がしました。

そして、焦るのも今なら時間があると思うのも、自分の都合でしかない話だなぁと。

時間が経つほど、色んな支援を見ていて違和感というかモヤモヤ〜と霧がかかるような感覚になってきて

そんなときに見つけた答えは、

何の支援をするかではなく、何のために支援をするか。

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厚真町でじゃがいも収穫ボランティア。

農家さん宅は基礎がずれ住めない家に。パートさんも皆被災。

でもじゃがいもは収穫時期。仕事があるのに、収入源なのに、人が足りない。

張り切りすぎたわたしは、指の付け根に炎症が起きるまでじゃがいもを掴み続けていました。

じゃが収穫の鬼。気迫にみんな苦笑い。

鵡川町では金物屋さんでネジの仕分けを。

大きなホームセンターがないのでお客さんが次から次へと来て、お店の人はお客さんにお弁当手渡したりして←アットホーム感やばい。

そうしたら生後間もない子猫までやってきて

地震で母猫がいなくなってしまったのか、ミャーミャー泣き続ける子猫に

猫用ミルク買ってきてー!とお店の奥さまが肩に乗せながら

猫飼うの⁈とか一瞬も迷うことなく

みんな交代でミルク飲ませてました。

震災ベイビィ、大きくなったかなぁ。

 

こうしてボランティア活動出来るのも、マフィン通販をご利用していただいているおかげです。

羊蹄山麓の京極町うどん屋さん・野々傘ではマフィンを販売していただいてます。

わたしもたくさんの方に助けていただいてます。

個人的に支援していただいたSさん。

たくさん考えた結果、ボランティア活動の交通費や被災者の方の収入に直結するような(じゃがいも購入など)使い方をすることにしました。

Sさんの温かなお気持ちも一緒に被災地に持っていきます。また報告させてくださいね!

 

というわけで長くなりましたが最後に、

マフィン通販で買えちゃうよーー!食べて応援!!˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚

ぜひ、ぜひお待ちしてます♡

直接メールやお電話ください。

通販サイトも作ってる最中ですが、一向に仕上がりません…

マフィン屋、ウェブボランティア募集してますっっ˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚