マフィンと猫と開店日和

マフィン屋店主の日々と周辺の記録

狩りから稲作へ〜千歳開拓

「縄文土器 弥生土器 どっちが好き?

どっちも土器」 レキシ

スマホなるものを持つと、ナビ機能が使えるらしい。

上京予定があったわたしは、迷子にならないために初めてスマホを持ったのでした。

その時言われた名言。

 君にスマホを与えるのは、原始人に電子レンジ与えるのと一緒だな。

まさか、そこまで…!と思っていましたが、スマホ特訓虚しく、東京で迷子連発の結果に。

…あれから数年。わたしのスマホは年老いて、突然昏睡状態になることしばしば。

いたわり見守ってきましたが、そろそろ、本当に、訣別のとき。

原始人は、電子レンジからオーブンレンジへ、使いこなせないまま道具を持ち替えることになったのです。

次回作「おら携帯さ替えるだ〜4G回線何者だ?」乞うご期待!

 

話変わって。

東京からのゲストをお迎えして、夜の千歳市を開拓した話。

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千歳の名店でごわす…!

世の中には2種類の人間がいます。この日、回らないお寿司を食べた人と、食べなかった人。

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生シシャモは初めて〜鵡川産シシャモの握り。

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お手を拝借!と渡された濃厚ウニ。

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お店一番人気、穴子。ふわっふわ!

全てが美味しく、カウンターならではの寿司ライブにお腹も心もいっぱい。

お客さんが来たら行きたいお店が出来ました☆

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繁華街から離れたところにも、良いお店がありました。

これ、2人前ですからね…!

行きたいーと言う友人知人は、支笏湖に遊びに来てね。

 

 

言い出せなくて

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友達から、札幌で友達がカフェやってるから行ってみてーと連絡をもらった。

あ!ここかあ!

「WORLD BOOK CAFE」

行ったことがありました。

スペクテイターのバックナンバーを読みふけっていたあの頃…新刊買わねば。

オーナーさんはカフェのようなゲストハウス「TIME PEACE APARTMENT」もやっているので、札幌宿泊の際はぜひ☆

 

このお店が入ってるビルには、他にも1人で落ち着けるお店があって

落ち着けるお店って実はあまり見つけられないのですけど。

コーヒーと、グッド ミュージック。

あの日流れていたのは、ダイアナ・クラールがカバーしたイーグルス「I can't tell you why」

邦題「言い出せなくて 」

 

…言い出せなくて…

あれは高校三年生、センター試験間近。

毎月模試が続くピリピリとした教室。

わたしは友達に、軽い気持ちで言いました。

「しみじみって、英語でシミジミリーって言うんだよ」

 

そんなバカな。

そんな冗談を言ったことも忘れかけた頃。

友達が必死な顔で

「シミジミリーがどの辞書にも載ってないんだけど…!」

 

…え‼︎‼︎

友達の純粋な心を騙した罪悪感に襲われ、わたしはすぐに謝れませんでした…

一つでも英単語覚えたい時期に、嘘単語覚えさせてごめん…

ああ…言い出せなくて。

 

 

 

 

いつも傍に、流れるもの。

秋、千歳川

とても綺麗な川です。

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川に浮かぶって不思議。なんとも言えない気持ち良さ。

釧路川に浮かんだことはないのに、釧路川みたいだと思った。

初めてなのに、何もかもが懐かしかった。

センチメンタルでノスタルジックなのは秋のせいだろか。

 

秋の景色は、冬に下った京都・保津川を思い出させた。

 

思い出すと、わたしの暮らしにはいつも、傍には川が流れている。

釧路川の傍に暮らし

母に誘われたサイクリングのゴールは岩保木水門。

子供心にあまりテンションが上がらない遊びのルートを何度も連れられた。

中標津での暮らしは、標津川の傍。

レンジライフへ川沿いの遊歩道を歩いて遊びに行っていた。

羊蹄山麓の暮らしは、尻別川の傍。

部屋のカーテン開けたら羊蹄山。山にかかる雲で天気予想する暮らしぶりを、横浜の友人はハイジと呼んだ。

 

今は湖の傍に。

そこは、千歳川の源。

 

よどみなく流れていくように

まだ、止まってはいけないよと言われていたみたい。

ここから始まる、この場所に来るまで。

 

思い出はいつも、いつまでも綺麗なまま。

「いま」が追いつくことは出来るのだろうか。

この川をどこまで流れたら。

 

電池切れで写真を撮れなかった。

「写真機は要らないわ

   五感を持ってお出で」

ということかなあ。

林檎ちゃん。

「私は今しか知らない

   貴方の今に閃きたい」

 

 

 

激闘・紅葉まつり

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小学生のころ、授業で標語を作った。

Tくん作の標語を今でも思い出す時がある。

「おいお前   廊下走るな   きみとぼく」

…他に覚えておくべきことはたくさんあっただろうに…。

強いのか優しいのか、妙なバランスの標語がクラス中の支持を得る結果となった。

 

三連休の中日、朝オープンして自分用に淹れたコーヒーを夕方まで飲み切れずにおりました。

早々にマフィンは完売、あとはコーヒー屋として営業しておりました。

もう、コーヒーまつり。

猫の手も借りたくなるかなぁと考えながら働けてるあたり、まだ大丈夫そうです。

冬のまつり対策を講じるきっかけになって良かったような。

戦うためには整えなければ。

来年のわたしへ。

「おいお前   マフィンこさえろ   きみとぼく」

 

 

もしかして、冬

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昨日から怪しいなあと思っていたら、やはり上は白かった。

羊蹄山は確実だろうなぁ…

貼るカイロじゃなく、着るカイロが欲しい。

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ジャドプール。

ご飯、炊き込みご飯、ナン。北と南インドカレー両方が一皿に。1人で食べる量じゃなかった…食べたけど。

美味しかったなー、また食べたい!

 

わたしは手が短いのですが、そんなわたしにもジャストなシャツ、モリカゲシャツを今年も買いました。

す、3S…どんだけ短いのだ…。

と、同じお店に気になっていたタイツがあるのを発見。

クリボテラ。やっぱり、やっぱり可愛い…!

冬支度を少しずつ。

 

強さの果て

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秋晴れが続いています。気持ちいい。

 

天気とは裏腹に、わたしの身体は絶不調…診療所の待合室で風邪をもらってから、ぱたぱたと苦しい症状が。

前職では虚弱と呼ばれながらも、人に風邪をうつすことはあってももらうことなんてなかったのに。(最低だなあ。

なんにせよ、地点のないことへは踏ん張れないのかもしれません。

ここまでくれば、というものが。

目標がなければ頑張れない性分なので

つまりは目標があれば頑張れるわけで。

あと何回嘔吐したらオッケー☆とかあれば、昨夜のわたしは力尽きることもなかった。

人はやはり1人で生きている。

1人で生きる強さがなければ

誰かと喜びを分かり合うことも出来ないんだろう。

寄り添うことも、寄り添いたいと思われることもないんだろう。

身体が弱ると、強さの果てが見えてしまう。

もっと遠くでいいのに。

辿り着かない先に果てはあるはず。

まだまだ、まだまだ、甘いんだなあ。

 

風邪と言ったら、生姜と肉いっぱいの特製うどんをいつも食べさせてもらっていた。

あれ食べると治ったんだよなあ。

また食べさせてもらえるかな、虚弱スペシャル。

 

湖を見渡す

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登山初心者、虚弱で運動神経ゼロのわたしでも

登れる山があったとさ。

樽前山は車で7合目まで行けちゃうんです。

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フィールドテストもしっかりと。

上から見ても、離れて見ても、湖はやっぱり綺麗です。

山と森と湖と、わたしの暮らし。

街に住まないという選択はどういうことなのか。

当たり前ってなんだろう。当たり前という言葉を使わなくなったし、考えなくなった。

大切なことはもっと大切になったし

好きな人はもっと好きになった。

生き方も場所も、どれが最上というものではないし、どこだって最上と思う。

わたしはわたしのあるがまま、小さな暮らしを守りたい。

それが自然のバランスに近ければ近いほど、いいような気がしています。

 

「遠くをはかる者は富み

 近くをはかる者は貧す」

二宮尊徳

お金を得ることは大事だけど、それを目的にしてはいけない。

お金は生きる手段であって、生きる目的にはならない。

「蒔かずして取り、植えずして刈り取る」ことはしない。

 

以前ブログにも書いた富山の和紙職人、川原くんがなんと!

人間力大賞グランプリに輝きましたーー☆

すごい、やるなあ!

いつでも高みを目指して、やるなら世界一だと言っていた、いつだってわたしの背筋を伸ばしてくれる人です。

 さて、どんな面白いことをしようか。