マフィンと猫と開店日和

マフィン屋店主の日々と周辺の記録

「とりとめなく庭が」さとうさかな原画展

札幌宮の森TSURU CAFEにて4月30日まで。

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詩人・三角みづ紀さんのエッセイ集「とりとめなく庭が」の挿画を担当した、さとうさかなさんの原画展に行ってきました。

三角さんの朗読とさかなさんのライブドローイングの日をめがけて!

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詩集「よいひかり」の裏表紙に。世界で一冊の本完成。

三角みづ紀さんとは主人と共通の友人がいた縁でマフィンを食べてもらったり、支笏湖に遊びに来てもらったり。

プライベートの姿しか知らなかったみづ紀さんの本業のお姿、しかと拝見いたしました。

…ものすっごく、良かったっっ!

朗読をすごいと初めて思いました。

声、言葉や息遣いの間、全てが詩で文で音楽で世界でした。

言葉が産まれる前は音だったし、音は言葉になったんだなぁとものすごく納得してしまった。

 「どれほどの言語があって

 どれほどの感情があるのか

 途方に暮れながら

 言葉はどこで産まれたのか

 とりとめなく 考えながら

 鞄にしのばせた詩集を開く

 

 二階建てバスの二階の二列目に座って

 彼が 沈黙している

 寝坊しなかったから

 機嫌がわるいのかも

 わたしが話しかけて

 言葉は  はじまって

 だれもがこうやって

 言葉を  産んでいく

 

 お腹がすいたか 質問されて

 お腹がすいたね 笑いあって

 おそらくこういうふうに

 気持ちを 伝えるために

 毎日 言葉が産まれてく

 大昔の 話じゃなくても

 毎日 言葉が産まれてく」

詩集『よいひかり』から「二階建てバス」一部抜粋

 

8日月曜日19時〜20時半に朗読を体感できる機会がありますので、お近くの方はぜひぜひツルカフェさんへ!

「とりとめなく降るひかりのなかで、ふたりの声と」

御徒町凧さん出演です。

入場料2000円に1ドリンクオーダー、要予約

ご予約はinfo@misumimizuki.comまで。

御徒町凧さんは詩人で、森山直太朗さんのほとんどの作品の共作者の方です。

わたしもかなり行きたいところ!…ですが、その頃ちょっと道外におります。。

わたしもしかと色々、さまざま学んでまいります。

そのお話しはまた次回、お楽しみにー!