マフィンと猫と開店日和

マフィン屋店主の日々と周辺の記録

ローカルおじさん

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遠くに流氷。休んでいた間、網走に行っていました。

しかし、流氷を見に行ったわけではごじゃりません。

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とあるトークイベントへ。片道400キロ走って。東京から直線距離で神戸まで行けちゃうらしいです。

関東から関西へ行くということは、文化がガラリと変わるわけで。

それは北海道でも同じこと。

わざわざ遠くまで、ではなく、遠いからこそ行きたいイベントでした。

(イベント趣旨は「道東誘致大作戦」を検索してくださいね。)

写真のローカルおじさんたちがオホーツクの魅力を熱く語り、地方こそ可能性があることに気付かされ勇気付けられる、魔法のようなおじさんトークが展開されました。

左から柳下恭平さん・徳谷柿次郎さん・小倉ヒラクさん・藤本智士さん・小林直博さん

数年前、東京・神楽坂にかもめブックスという本屋が出来ると知って、面白そうだなぁと出来るまでを追いかけていました。

その本屋を作った張本人が柳下さん。

芸能人に会うより興奮してしまいました。もちろんツーショット写真撮りましたよ( ◠‿◠ )

 

同じ頃にフリーペーパー「鶴と亀」を知りました。

YouTubeに今もあるだろか…ヒップホップにのせてスクーターを走らせるおばあちゃん。

映像に浮かぶ文字。

「震える手

漏れる尿

飛び出す入れ歯

時は満ちた。」

なんともシュールな発刊予告映像。

地方にいるイケてるじいちゃんばあちゃんだけを載せているフリーペーパーは、その頃にはすでに入手困難。

これを作っているのが小林さん。

フリーペーパーの内容やヒップホップのイメージでいかつい人かと思いきや、なんともマイルド紳士的。トークも一番優しいコメントでした。

 

網走で会えるはずのない人たちと

食べて飲んで盛り上がった夜。

さまざまな市町村でさまざまな活動をしている人たちとの交差。

これが札幌だったなら、ゲストはそそられていないだろうし

ここまでの熱量もなかった。

地方だから

地方こそ

生みだす力があって

中央の人には思いもつかないフロンティア・スピリッツがある。

 

網走熱が出そうです。

もう出てるかも。