10日から14日までマフィン屋、春休みをいただきます。
「探し当てるのは 流れをかえず 流れていく河
そこに逢える場所が まなざし背にした君に宿る」
佐藤竹善 CHOICE
征くぞ釧路川ぁぁぁ。
当たり前の景色が美しいと気づいたとき、心がふわっと軽やかになる。
メロウデュのラジオ番組のゲストがDIMENSIONの勝田さんだった。
とカオリさんのインスタで知る。
ひゃー!
かれこれ20年前、DIMENSIONのアルバムを買ったことを思い出しました。
に、20年前…!ひゃー!
田舎町の、本とCDが一緒に売られてるお店。売れ筋の商品しか置かないだろう店の試聴コーナーで、9th DIMENSIONが置かれていました。
店員さんの気概を感じた気がしました。
小学生のとき、クラスで使う曲を選ぶ場面で、圧倒的多数がジャニーズの曲を支持しました。
オフコース育ちのわたしはうーんと思いつつ、しかし普通の子供はアイドルが好きなんだろう。と多数に流されることも仕方なしと思っていました。
しかし、ある男の子がたった1人で嫌だ、と声を上げました。
すると1人の女の子も、流行りの曲じゃないのがいい、と言い出しました。
ざわつく教室。
他に反対の人はいるか、と先生が言いました。
心臓が飛び出るくらいの勇気を出して、わたしは手を挙げました。
3対30の勝ち目のない戦い。
結局ジャニーズになったんですけどね。
流行りか、流行りじゃないか、実は議論がありました。
意外な展開に先生が時間を割いてくれて、話し合いの末にジャニーズになりました。
世の中で受け入れられている音楽が優先されるわけではなく、様々な嗜好、多様性があって、優越はない。様々に寛容でないといけない。
あの時DIMENSIONを知る人は周りにいなくて、アルバムを買ったことも言わず、薦めることもなく、ただ手元にありました。
久しぶりに聴いてみよう。
店員さんの気概も、男の子の気概も、思い出させてくれてありがとう、カオリさん。