マフィンと猫と開店日和

マフィン屋店主の日々と周辺の記録

因果応報

蕁麻疹が出て四日目。耳の中まで痒いです。もー、皮膚を脱ぎたい!

刺激的な生活が続いたせいでしょうか。。。

(湖から出るだけで刺激的)

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刺激① 札幌で送別会がありました。

支笏湖の水が青い理由を熱く語っていたら、運ばれたフォアグラのテリーヌにみんなの興味がいってしまった…哀れマフィン屋…。

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刺激② 鮭の稚魚の放流体験。(流しサーモン)

市内から支笏湖に向かう途中にある「さけます情報館」は入館無料で楽しめるスポット。

今の時期は自分ですくった稚魚を放流出来ますよー!

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わたしが放流した稚魚はどこにいるかなぁ。稚魚に想いを馳せたのは人生で初めてです。

目指せベーリング海

今稚魚はサクラマスですよ。さあ、レッツ 放流!

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刺激③ 千歳で妖精に出会った。

長都駅前にある「Porin」は、卵・乳製品を使わないお菓子屋さん。

そこには、試食出したがる店主さんがいます…。

「ケーキも試食ありますから!食べてみてください、全部ありますからぁぁ!」

取りに行こうとする店主さんを止めるのが大変でした。

面白過ぎて、もう。千歳でこんな面白い人に会えるとは。

卵・乳製品不使用のケーキは、言われなければわからないくらい。とても美味しかったです。

また食べたい。また会いたいなぁと思いました。

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刺激④ 初めてのフラワーアレンジメント。

習いたいと思い続けていた、わけでもなく…たまたま見つけたお花教室が休みの日にあって

柄じゃないなぁと思っていましたが、意外や意外、楽しくなってしまったのです。

次はいつ行けるかな。

 

餃子パーティーも開催され、仕事に外に大変充実していた3月。

その代償が蕁麻疹?という仮説。

蕁麻疹と言っているのに、それは老人に多い乾皮症!と決めつけられたストレスも一因かもしれません…。

さて、どう仕返そうかなぁ。にやにや。

 

 

 

 

支笏の村から

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帰京前の慧ちゃんと。良いなあと思っていたシンガーが、慧ちゃんの友達だった。

その人の初北海道ライブ情報も、慧ちゃんから知りました。初日苫小牧。近所ーー!

Hanah Spring。みなさんもチェックしてみてくださいね。

 

繋がり動く春。むくむくと。

もしかして、余命僅かなのかと疑うほど、幸福感に包まれた日々を過ごしています。

湖暮らしを始めて一年が経ちました。

シンプル極まりない生活だなあと、今更ながら思います。

朝起きる。昼働く。夜寝る。

得ようとしない限り情報は、必要なこともそうではないことも、入ってきません。

そうなると、どうなるか。

 

わたしは、自分ごとに夢中になりました。

仕事も暮らしも同じ線にあり、心地良いものに触れて美しい景色を眺めて、思うがままに暮らしています。

わたしはこの暮らしを、支笏のガラパゴス化と呼ぶことにしました。

そんな矢先

千歳の新聞にコラムを書いてみませんか、と一本の電話が。

内容は、支笏の暮らしについて。

なんてタイミング…!

というわけで、マフィン屋、ペンを持ちます!

支笏版北の国から。黒板マフィン五郎。

「まだマフィン食べてる途中でしょうがー!」

お楽しみに。

 

…嘘です、真面目に書きまーす!!

 

 

Touching souls

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すんばらしい夜でしたっ!

大和田慧ちゃんとメロウデュのライブ。

クリエイティブは特権ではない。

楽しいを、好きを共有する。好奇心に足が動く。

クリエイティブとはそういうことだと思う。

 

クリエイティブな渦にいると、わたしの小さなクリエイティブ魂もうずうずとします。

安達しゃんと過ごした数日もそうでした。

まだ誰にも言えずにいたやりたいことを思わず口にしたとき、

「…やろう!それ、やろうっ!!」

普段柔和な安達しゃんに急に熱が入り、それはわたしの体温も上げてくれました。

おかげでわたしは、すっかりそれが出来る気でいます。

今はまだ、大切に温めているところです。

すぐではないいつか、必ず形にしますのでお楽しみに。楽しいことは間違いないですよ。

 

慧ちゃんがライブで、今まで心に触れてくれた嬉しいこと、悲しいことが自分にとって愛になって、それを曲にしているんだと言って「Touching souls」を歌ってくれました。

うーん、慧ちゃんも安達しゃんも、わたしの心にいつも触れてくれます。

優しく、いつまでも冷めない熱を持った…安達先生にとっての「毛布」のような。

そして支笏湖でカヌーに乗り、2人の心に湖は触れたのだなあ。

支笏湖の話をする2人は、やっぱり熱を持ちます。それはきっと、冷めずに周りの人に伝わって、いつか湖に届くんだろうと思います。

 

「人生はクリエイティブだ

 僕らは湧き上がる好奇心に

 従う勇気をもっているだろうか。

 もっと人と繋がりたい。

 もっと文化に触れたい。

 もっと世界を旅したい。

 もっと自分を信じたい。

 僕らは、凝り固まった心と体をぶち壊し、

 明日をつくっていく力を秘めたアーティストだ。

 あなたの好奇心は何ですか?

 悔いのない今を、一瞬を。」

月極本・YADOKARI「MANIFESTO」より。

わたしもマニフェストに掲げたい。

 

 

 

豆苗日記

新しい家族が出来ました。

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定点観測。

苺のパックがジャストの奇跡。

 

部屋に小豆が落ちていました。

落ちているはずのないものが、そこにはありました。

これはきっと、豊穣の神の仕業…!

豆を植える土を持たないわたしは、土の要らない豆を手に入れました。

「お日様と水。それだけでいいのです。

それさえあれば、わたしはあなたの血となり肉となるでしょう。」

な、なんと…!健気な豆苗に、わたしは首ったけ!!

 

 

…なんと言うか、そんなバカな話は、もはやどうでも良いのです。

ホワイトデー、全くもって、いつも通りの支笏湖

ただ静かに、平坦な日常に大きな波の予感。

好きな人・ことがずっと繋がると、どんなに素敵な世界が広がるか。

1人では辿り着かないし、独り占めする気もないから

繋がる人たちとなるべくなら一緒に楽しみたいなあと

なったらいいなと思う未来を想像して、にやにやとしている午後。

 

心は必ず事に触れて来たる。

 

心は必ず物事に触れて起こる。

とは徒然草より。

 

 

Thank you for the music

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「お天道様

 なんというか、ありがとう

 どうもありがとう」

bonobos三月のプリズム」

 

深い悲しみや大きな喜びほど、胸が詰まって言葉にしたくても出来ないときが多いです。

ただ、溢れる。

世界に音楽があって、本当に良かった。

 

三月のプリズム。

今日という日じゃなくても、たまにふと聴いています。

 

「時間の速すぎる流れにも意味があるというのか

 想い出もぶっちぎるほどに速く訪れる、無遠慮な未来にさえ

 

 わたしたちは歌おう、悲しみにドッコイセェと土を盛り

 そして、千年の一瞬を狂った渚にまっさらなあかりをつけよう

 今」

 

 

黄金の海を泳ぐ

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簿記が必須科目であったなら、わたしは頭痛に見舞われなかったかもしれない。

パソコンを人並みに扱えたら、わたしは頭痛に見舞われなかったかもしれない。

 

カクテイシンコクと言う獅子がわたしの前に立ちはだかって、身動き取れずにおりました。

ケッサーン!と、咆哮をあげる獅子。

爪楊枝を武器に抗う一寸店主。

おまえさん!せめて、武器を整えなはれーー!

……は!!これは、夢…⁈

 

現実はもっと地味な展開でして…

簿記の知識もパソコンの知識もないわたしは、商工会の事務所の一角で、職員の方に大変お世話になりながらようやく、ようやく、確定申告を終えましたー!ぱちぱち。

職員の皆さま、本当にすみませんでした…手取り足取りとはまさに。。。

簿記、勉強しますっ!ここに誓います。泣

爪楊枝では闘えない…。

 

すっかり頭痛は治まって、とりあえずお疲れ様と自分に乾杯。

黄金の海(ビアー)に飛び込めー!

最近お気に入りの関取花。

黄金の海という言い回しは、彼女の歌にあります。

好きだなぁ。良いなぁ〜。

 

明日から、すっきり一皮剥けたマフィン屋店主がおりますよ。

楽しいことしか考えてません。

ぜひ、支笏湖でお会いしましょうっっ!!

 

 

ドゥ・インパクト

むかしむかし、背後から姉が

「知らないのかー 納豆に ネギを刻むとうまいんだっ!」

と歌い出したのを、ふと、急に思い出しました。

「……だ、誰の歌…?」

筋肉少女帯

姉はきっと忘れているであろうやり取りをたまにフラッシュバックするわたしは、この一件がトラウマに近い衝撃だったのだろうなぁ。

姉さん、事件です!

…と言うか、姉さんが事件です…!

 

そんな姉から最も影響を受けたのは、SING LIKE TALKINGでした。

ボーカル佐藤竹善小田和正のアルバムに参加しているのを知ったとき、血は争えないと思いました。(父が聴くオフコースが子守唄だったわたし。)

 

好きな人たちが繋がっていくことの幸福感を、今まではむっつりと1人で楽しんでいましたが、共有する幸福感が昨年から大きくなっています。

昨年夏の大和田慧ちゃんライブ。

スペシャルゲストに、佐藤竹善…!

そう言えば。

前に働いていたお店には、アフリカン太鼓奏者・M田さんという人がいて

スペシャル ワークショップとしてプロのアフリカン・パーカッショ二ストを呼んでくれて、現れたのがママドゥ・ロー氏。

2013年 SING LIKE TALKINGのライブで、大儀見元と共にアフリカン太鼓の演奏を披露して大盛況だったのも、ママドゥ・ロー氏。

「あー、もしもしママドゥさん?どもども〜」

と、あんまりM田さんが親し過ぎて、気さくなセネガル人と思ってたママドゥさんは、実はとってもすごい人でした。(スティーヴィー・ワンダー来日ライブにも参加!)

 

太鼓ワークショップ以来、わたしはさやドゥと呼ばれていましたが

千歳市に居を移し、ドゥ・インパクトも薄れていた頃

道の駅にあるピザ屋が ピザドゥ。

となりの豚丼屋が ぶたドゥ。という気付き。

なぜ、ドゥ…?いぶかしげに見やる、さやドゥ。

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なんだか勝手に恥ずかしくてピザドゥにはあまり行けません…千歳で美味しいピザ食べたいときは、アカミチピザ。

 

いつか、慧ちゃんとママドゥさんが共演することがあったら、行こうと誘える人が増えるなぁ。

好きな人、好きなこと、共有して拡がっていけたら。